目次
🐮 和牛豆知識①:「和牛」と「国産牛」は違う!
多くの人が混同しがちですが、「和牛」と「国産牛」は実は別物。
「和牛」は特定の4品種(黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種)の血統を持つ牛のことを指します。一方、「国産牛」は外国種であっても、日本国内で一定期間育てられれば「国産」と表示できるんです。
つまり、“国産”だから“和牛”とは限らないんですね!
🐮 和牛豆知識②:サシ(霜降り)は「脂」ではなく「芸術」
和牛といえば美しい霜降り=「サシ」。これは脂肪が筋肉の間に細かく入り込んだ状態で、遺伝的に黒毛和種が特に発達しています。
このサシの美しさ・細かさは等級に大きく影響し、「A5ランク」の和牛は、味だけでなく見た目も評価されている証です。
🐮 和牛豆知識③:和牛のルーツは「農業用の牛」だった?
今や高級食材の代名詞・和牛ですが、もともとは肉を食べるための牛ではなく、農業に使われる「役牛(えきぎゅう)」として飼われていました。
明治時代まで日本では牛肉を食べる習慣がほとんどなく、明治維新以降、西洋文化の影響で食肉用としての改良が進んだのです。
🐮 和牛豆知識④:実は「和牛」の海外流出は禁止されていた⁉
かつて和牛の遺伝資源は国の財産とされ、海外への持ち出しが厳しく制限されていました。しかし1990年代、一部の和牛が海外に渡り、アメリカやオーストラリアで「Wagyu Beef」として生産されるように。
ただし、日本の和牛と同じとは限らず、血統・育て方・環境の違いで味にも差があります。
いかがでしたか?和牛の魅力、少しでも伝わったら嬉しいです。次に食べる時は、ぜひ今日の豆知識を思い出してみてくださいね!
この記事へのコメントはありません。